岡山市北区大元の歯医者 かえで歯科クリニックのブログ

ブログ

Blog

歯周病や虫歯で歯を抜いた後は、どうしたらいい?

  • お口のコラム

こんにちは。
今日は抜歯した後の治療についてです。
みなさんは、抜歯後には、どのような治療があるか知っていますか?

1.治療の選択肢

歯が喪失したときの治療は大きく分けて3つあります。(※抜歯した本数によって適応できる治療は違います)

①入れ歯の特徴
入れ歯は取り外し式の器具です。歯を失った部分に合うように色々な形にすることができるので広く使われています。残った歯をあまり削らずに、また失った歯が多数にわたっても製作できます。材料に制限がありますが、基本的に保険診療で、約1~2か月で製作できます。

②ブリッジの特徴
ブリッジは固定式の被せものです。失った歯の両側を支えとして橋を架けるように被せ物を行います。したがって、失った歯が多数もしくは、失った歯の両側に歯がない場合は、適応外となる場合があります。いくつかの条件がありますが、保険診療で約1~2か月で製作できます。

③インプラント
インプラントはチタン製の人工の歯の根を顎の骨に埋め込み、歯を固定する治療法です。人工の根によって歯が固定されるので他の治療よりも噛む力の回復が見込め、他の歯への侵襲もないです。インプラント治療は基本的に自由診療となるため、1本あたり約40〜50万円の治療費がかかってしまいます。また、外科的手術を行う必要があり、治療期間も4か月から1年半ほど必要になります。

2.それぞれの治療のメリット・デメリット

それぞれにメリット・デメリットがあり、症状や状況などによって適するものが違います。治療費、治療期間、処置の内容、治療の効果や他の歯への影響など、いろいろな角度から検討して、ご自分に合った治療法を選択してください。
当院の院長は、補綴(インプラント、ブリッジ、入れ歯)の専門医ですので、それぞれのひとに合った治療をご提案できるかと思います。お悩みの方はお気軽にご相談ください。